この記事では、自分の強みを見つける方法を5つ紹介します。
いずれの方法もわたしが実践して、転職やキャリア戦略に役立てています。
筆者プロフィール
- 転職に1回成功
- さらなるキャリアアップに向け、2回目の転職活動中
- 強みの見つけ方を実践し、面接対策に活かしている
5つの方法を使えば、きっとあなたの強みも見つかりますよ!
強みを見つけることはキャリア戦略に重要

強みは、キャリア戦略を練るのに重要な要素の1つです。
人ひとりがもつ時間は有限。
限られた時間で望みのキャリアを描くには、強みを活かすのが最も効率的です。
人生において仕事に費やされる時間は、3割と言われています。
人生の約3分の1の時間で、強みを活かさないのはもったいない!
仕事をより充実させるためには、自分の強みを把握することは必須です。
自分の強みを見つける方法5選

強みの見つけ方は数多くのサイトで、いろんな方法が紹介されています。
ここでは、わたしが実際にやって効果があった方法を5つ紹介します。
自分の強みを見つける方法5選
- 好きなことから見つける
- 過去の成功体験から見つける
- 褒められたことから見つける
- 他の人に聞いてみる
- 診断ツールを使う
①好きなことから見つける
強みは、好きなことの中に隠れています。
好きなことに熱中・没頭してしまうのは、自然と強みが活きている証拠。
好きなことを深掘りして、自分の特徴を見つけましょう。
ポイントは、「好きなことの “何” をしているのが好きか」を考えることです。
- 読書が好き
→本を読んで知識を得るのが好き
→強み:知識欲 - バックギャモンが好き
→相手に手出しさせずに勝つ方法を考えるのが好き
→強み:戦略家
②過去の成功体験から見つける
過去の成功体験には、自分の強みが活かされています。
前職での業績など、なぜその経験を成功へ導けたのか深掘りしましょう。
- 評価方法を1から作りあげ、多くの部署の協力を得ながら成し遂げた。
→強み:やり抜く力 - 現場の意見をキャッチアップし、自ら調査してコスト削減につなげた。
→強み:行動力、フットワークの軽さ
成功体験は、小さなことでも構いません。
また、自分が「成功だ!」と思える経験ならOKです。
その背景には、あなたの強みが隠れていますよ!
③褒められたことから見つける
自分の強みを見つけるのに、他人からの評価は効果的です。
過去にどんなことで褒められたか、思い出してみましょう。
- バイト先で、仕事をテキパキこなす褒められた。
→早く届くほうが、お客さんは喜ぶと考えていたから
→強み:思いやりがある
褒め言葉は、あなたを客観的にみた意見です。
そこには他人と比べて優れている、あなたの強みが隠れていますよ!
④他の人に聞いてみる
人間は、自分自身をなかなか客観視できないもの。
客観的な意見をもらうため、友人や家族などに聞いてみましょう。
- 知り合いの先生から「文章が特徴的」と言われた
→強み:文章で伝える力
身近にいる人ほど、あなたの良いところを知っているもの。
人生を良くするためと割り切って、恥ずかしさは忘れよう!
⑤診断ツールを使う
診断ツールを使って、自分の強みを見つけることもできます。
有料であれば、ストレングスファインダーがおすすめです。
本書の特典にあるウェブテストを受けることで、特徴的な強みを5つピックアップしてくれます。
無料でおこないたい場合は、リクナビNEXTの「グッドポイント診断」がおすすめです。
リクナビに無料登録するだけで利用でき、質問に答えて強みを判定してくれます。
「グッドポイント診断」は1回しかできませんので、注意してください。
※次の転職時に利用したくても、基本的にできません。
面接で自分の強みをアピールするには

キャリア戦略を実行するのに、避けては通れないのが面接!
ここでは自分の強みを面接官にアピールするために、大事なポイントを紹介します。
面接で強みをアピールするときのポイント
- 強みの根拠を話す
- 相手のメリットに変えて話す
①強みの根拠を話す
自分の強みをアピールするとき、その根拠となるエピソードも話しましょう。
先ほど強みを見つける際に、好きなことや成功体験などから見つけましたね。
面接でアピールするときは強みを話してから、エピソードで根拠づけをすれば大丈夫です!
- 「やり抜く力」が強み→他社への説明資料をつくるときに、データ収集を評価方法づくりからおこなった。知識経験の乏しい分野へのチャレンジであったが、自ら調べ、自部署・他部署からの協力を得ながら成し遂げた。
エピソードは嘘なく本質から外れない範囲なら、少し誇張してもOK!
自分がいかに有用な人材であるか、インパクトかつ説得力のある根拠をつけましょう。
②相手のメリットに変えて話す
面接は、自分がやりたいことを話す場ではありません。
相手(面接官や会社)にとって、自分は価値があるのだと売り込む場です。
そのため相手の立場を考えて、メリットを提示しましょう。
面接官によって、提示してほしいメリットは異なります。
◯面接官が入社後の上司なら
- 即戦力となる能力をもっているか
- 部署、職場になじめるか
など
◯面接官が役員なら
- 将来有望な人材であるか
- 長く会社に勤めてくれるか
など
面接官が聞きたいことに合わせて、内容をカスタマイズしていきましょう!
まとめ
この記事では、自分の強みの見つけ方を厳選して紹介しました!
自分の強みを見つける方法5選
- 好きなことから見つける
- 過去の成功体験から見つける
- 褒められたことから見つける
- 他の人に聞いてみる
- 診断ツールを使う
強みはキャリア戦略を考えるのに必須ですし、面接でアピールするのに重要です。
ぜひいろんな方法を試して、自分の強みを見つけましょう!
キャリア戦略を考えるのに、森岡毅さん著書『苦しかったときの話をしようか』(ダイヤモンド社)がおすすめです。
マーケターの視点から、キャリアの目的の定め方・強みの見つけ方・面接で自分を売り込む方法が記載されています。
わたしは本書で紹介されている「T・C・Lに分類」で、はっきり強みを認識しました!
30代でキャリアに迷っている方に、おすすめの1冊です。