キャリアに悩むあなたに、『苦しかったときの話をしようか』(著:森岡毅、ダイヤモンド社)がおすすめです!
本書にはキャリアの目的の定め方、強みの見つけ方、自分の活かし方のノウハウが詰め込まれています。
本書に出会いノウハウを実践することで、明確なキャリアの方向性を定められました!
この記事では本書がおすすめな人、本の内容を簡単に紹介します。
後半では、実際にわたしがおこなった「強みの見つけ方」の結果を載せています。
『苦しかったときの話をしようか』がおすすめな人

『苦しかったときの話をしようか』は、キャリアに悩む以下のような方におすすめです。
- 30代で仕事に悩んでいる人
- やりたいことがわからない人
- 自分の強みがわからず自信がない人
- 転職面接でうまくアピールができない人
本書はキャリア戦略について、目的の定め方、強みの見つけ方、自分の活かし方などが述べられています。
理想の人生を生きるための、キャリアの考え方を教えてくれる本です。
自分らしい人生を送るために、より良い働き方を選択したい方に読んでほしい1冊です。
『苦しかったときの話をしようか』の内容

本書はキャリア戦略を考えて、自分らしい生き方をする方法が書かれています。
本書の内容
- やりたいことがわからないのはなぜか?
- 資本主義の本質とは何か?
- 自分の強みをどう知るか
- キャリアとは、自分をマーケティングする旅である
- 自分の”弱さ”とどう向き合うのか?
『苦しかったときの話をしようか』
目次より抜粋して引用
実は本書は、当時就活生だった著者の娘さんにあてて書かれた本です。
そのため就活生向けで書かれていますが、キャリアに悩む30代にも役立つ内容になっています。
著者・森岡毅とは?
著者の森岡毅さんは、USJのV字回復を成し遂げた天才マーケターです。
森岡毅さん経歴
- 1996年、P&G入社
- 2010年にユー・エス・ジェー入社
窮地にあったUSJをV字回復させる- 2017年に株式会社刀を設立
数々のプロジェクトを推進
USJ時代に断念した沖縄テーマパーク構想に再び着手『苦しかったときの話をしようか』
著者プロフィールより抜粋して引用
現在は丸亀製麺のブランド再構築、沖縄テーマパーク構想など幅広く活躍されています。
本書はキャリア構想について、マーケティングの視点がふんだんに取り入れられています。
『苦しかったときの話をしようか』でわかる3つのこと

本書では、人生全体からキャリアを構想するときのノウハウ・考え方が学べます。
ここでは本書から得られる学びの中から厳選して、3つ紹介します。
『苦しかったときの話をしようか』から得られる学び3選
- キャリアの目的の見つけ方がわかる
- 強みの見つけ方がわかる
- 面接でアピールする方法がわかる
①キャリアの目的の見つけ方がわかる
本書ではまず、キャリアの目的を定めることから始めています。
キャリアの目的は、「人生の目的」を達成するための手段として設定すること。
設定するためには、「どんな状態が幸せか」から考えて深掘りすることをおすすめしています。
私が勧めるのは、具体的な"こと"から発想するのではなく、"どんな状態"であれば自分はハッピーなのだろうかという未来の理想"状態"から発想することである。
『苦しかったときの話をしよう』p.112
理想の状態から逆算して、「今すべきこと」まで落とし込む。
すると、どんなキャリアを歩むのがベストかが見えてくると述べられています。
②強みの見つけ方がわかる
本書では強みの見つけ方として、著者独自の方法が紹介されています。
著者は強みを見つけるとき、好きなことの “動詞” に着目することを提案しています。
"強み"とは、自分の「"特徴"とそれを活かす"文脈"がセット」で初めて発揮されることを思い出して欲しい。
『苦しかったときの話をしよう』p.118
そして見つけた “動詞” をT・C・Lの3つに分類して、強みを見つけていきます。
次章では実際に、T・C・Lの分類でわたしの強みを分析した結果を紹介します。
③面接でアピールする方法がわかる
転職で避けては通れないのが、面接。
転職面接でアピールしたくても、どうすればいいかわからず困りますよね。
面接について本書で述べられていることは、重要なのは “方法” ではなく “中身”。
そのために自分自身をブランド化し、中身で勝負することをおすすめしています。
「ある準備」とは何か? それは自分自身のブランドである「My Brand」を予め設計しておくことだ。この準備のおかげで、私は上手に話そうとは全く思わなくて良い状態になっている。
『苦しかったときの話をしようか』p.156-157
自分をブランドとして見立て、売り込むように一生懸命話すことで、面接で効果的にアピールできるでしょう。
「強みの見つけ方」を実際にやってみた

実際にわたしが本書に沿って強みを分析したところ、納得いく結果が得られました!
本書では強みを見つける際、好きなことの “動詞” をリストアップし、T・C・Lの3つに分類します。
やり方を簡単に説明すると、以下のとおり。
①好きなことを “動詞で” 考え、付箋紙に書く(50~100個あげる)
例)サッカーが好き
⇨・サッカーで作戦を考えるのが好き
・チームでプレイするのが好き
・ここぞの時にシュートを決めるのが好き
②書いた付箋紙を、T・C・L・その他に分類する
- T【Thinking】:考える力、戦略性
- C【Communication】:伝える力、人と繋がる力
- L【Leadership】:変化を起こす力、人を動かす力
- その他:T・C・L以外のもの
わたしの好きなことを分類すると、Tが最も多く、次いでC、Lの順になりました。
- 考えること(戦略立て、問題解決、分析、PDCA、学習)が得意
- コミュニケーションの素質もあるが、「狭く深く」と限定的
- リーダーシップ性が弱い
さらに「キャリアの目的」と照らし合わせることで、自分がとるべきキャリア戦略がはっきり見えました!
『苦しかったときの話をしようか』を買うなら楽天市場がおすすめ!

『苦しかったときの話をしようか』は全国の書店やAmazon、楽天市場などで販売されています。
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まとめ|30代でも自己分析して、キャリアの方向性を定めよう!
『苦しかったときの話をしようか』(著:森岡毅、ダイヤモンド社)は、キャリアに悩む30代におすすめです。
本書から学べること3選
- キャリアの目的の見つけ方がわかる
- 強みの見つけ方がわかる
- 面接でアピールする方法がわかる
おすすめな人
- 30代で仕事に悩んでいる人
- やりたいことがわからない人
- 自分の強みがわからず自信がない人
- 転職面接でうまくアピールができない人
本書を購入して実践することで、進みたいキャリアの方向性が明確になりました!
この本が自分らしい人生を送るため、キャリア戦略を考えたいあなたの助けになれば幸いです!